HCII09: シナリオ法の定義

HCII09にて。

HCD-Netでオーガナイズドセッションを担当した「Persona and Scenario-based Design in Asia」にて、かねてから疑問だったらシナリオ法についての疑問が明確になった。

結論から言うと、シナリオ法とは「デザイン過程において、自然言語で記述するようなシナリオを用いること全般」を指す。

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d.school – Stanford University

引き続き、HCD-Net Tourの一環で、スタンフォード大のd.schoolに訪問。

d.schoolは正式には、スタンフォード大学のInstitute of Designという学科で、もともと人工知能の研究で有名なTerry Winogradが設立した広義のデザイン教育を行う機関。

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「CSS nite LP7|IAスペシャル」に出演します

9/12(日)に開催される「CSS Nite LP, Disk 7|IAスペシャル」に出演することになりました。

CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」

  • 長谷川敦士(コンセント情報アーキテクチャの全体像〜ワークフローとケーススタディ〜
  • 林千晶(ロフトワークプロジェクトマネジメントから見たIAの大切さ
  • 佐藤伸哉(ソニーIAの欠点〜IAの本来の目的と役目
  • 坂本貴史(ネットイヤーグループIAワークショップ〜LPOをテーマに〜
  • 小久保浩大郎(iA実装視点からのボトムアップIA
  • 長谷川恭久(couldIAからWebサイトデザインへの突破口

ワタクシ長谷川は僭越ながら、キーノートとして情報アーキテクチャ設計の全体像について概観させていただきます。ふだんから言っている内容の総括的な形になると思いますが、できるだけ実例も紹介します。

日本でこれまでになかった規模でのIAに関する集まりになりそうです。

興味のある方はぜひご参加ください。

なお、これに先駆けて、8/20には、アップルストア銀座にて、CSS Nite in Ginzaに出演します。

CSS Nite in Ginza, Vol.38
http://cssnite.jp/ginza/vol38/

こちらでは、海外IA最新レポートとしてIA Summitなどのカンファレンスの模様や、最新のIA技術などを紹介します。

事前登録は締め切られたようですが、当日受付もあるようですので、こちらもご興味ある方はぜひ。

よいプロダクトデザインをするための本


プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ

「よいもの」を作りたいとみんな思っている。
それはそうで、でなければこういう仕事にはついていないわけだが、しかしながら、「どうやってよいものを作るのか」は意外と知られていない。

特に、複雑だったり、長期に使ってもらうようなものの場合、ユーザー観察、モデル化などの部分はやるのとやらないのとで、クオリティに大きな差が出る。

Jump Associatesのプロセスにならうとすれば、左側の部分。

The Jump Explore Process

The Jump Explore Process

上記の本は、トピックを自分のなかでつなぐ必要はあるが、そういった意味でどういった素材を使えばいいか、を提供してくれる貴重な書籍。

問題解決としてのデザインプロセスは、「デザインの思考過程」が僕の中ではヒットだった。

デザインの思考過程 (SDライブラリー)

デザインするときのメンタルもでるに興味のある人にはこちらもおすすめ。

The West Coast Tour – Photos

R0011651

ひとまず、西海岸ツアーの写真だけ。

California College of Arts – Design MBA Course w/ Nathan
http://www.flickr.com/photos/ahaseg/sets/72157621857960932

IDEO at Palo Alto w/ Dr. Barry Katz
http://www.flickr.com/photos/ahaseg/sets/72157621858001820/

d.school – Stanford University
http://www.flickr.com/photos/ahaseg/sets/72157621733589041/

HCI International 2009, and San Diego
http://www.flickr.com/photos/ahaseg/sets/72157621858077496/

以下はオフタイム

San Francisco
http://www.flickr.com/photos/ahaseg/sets/72157621857862752/

San Diego and Tijuana
http://www.flickr.com/photos/ahaseg/sets/72157621858111828/

San Diego Zoo
http://www.flickr.com/photos/ahaseg/sets/72157621733699337/

The West Coast HCD Tour 09

米サンディエゴにて7/21〜24に開催されたHCII09(Human Computer Interaction International 09)参加のため、7/18〜25に米国に行って参りました。

せっかく西海岸に行くし、HCD-Netのメンバーもいっしょだったので、IDEOをはじめとするいくつかの施設にお邪魔させていただき、いろいろと話を聞くことができました。

特にCCAでのNathanの話は、ちょっとした講義で、これだけで彼のコースをフルで受けたくなりました。


with Nathan

Originally uploaded by ahaseg

追ってレポートしますが、まずは、忘れないようにエントリリストだけ。

  • CCA Design MBA, California College of Arts:内部の見学とNathan(写真)のレクチャー
  • IDEO, Palo Alto:見学とOriginal FellowのDr. Barry Katz氏による解説
  • d.school, Stanford University:内部の見学
  • HCII09:UXについて、いくつかの講演内容と、千葉工大山崎先生らとの議論
  • HCII09:ペルソナ、シナリオ法について、山梨大郷先生らとの議論
  • HCII09:Content Evolution社、Kevin Clark氏によるUXに関してのEngagingとAdaptiveという観点からの解釈
  • HCII09:人間工学の観点から、リッチな画面UIが(頭のリソースを使うから)効果が低いことの実証
  • IAI:同時期にIAI MLで広げられているUXの定義の議論

以下は、旅行レポート。

  • San Francisco:Around Down Town
  • San Diego:Down TownとOld Town
  • Mexico:入国とティファナ上陸
  • San Diego:San Diego Zoo

写真(のインデクス)はここにまとめました。

さっさと書かないと忘れそう。

P.S. Nathanには、Design is the Problem(持参)にサインもらっちゃった。

「Webデザイン」とはなにか

「Webデザイン」というのは画面だけのデザインではなく、どちらかといえば長期にわたってじっくり使われるプロダクトデザインの領域に入る。
プロダクトデザインといっても狭義では外形の造形をさすだけのこともあるが、もちろん広義では「いかに人の生活に役立つか」という観点でのトータルなデザインをさす。

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UXBC | Desinging for the Digital Age #2

UX Book Club[UXBookClub.org]のDesigning for the Digital Age読書会に参加。先日6/7の第一回と今回の2回で、700ページもある本書を読破。

初回と今回、共にそれぞれ4時間ほぼ休憩なしの長丁場。

参加メンバーは、浅野さん、ビービット前田さん、深沢さん、IMJ南園さん、SME森本さん、bA奥さん、コンセント西井さん、ハセガワ(+娘)。


Designing for the Digital Age: How to Create Human-Centered Products and Services

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