UXの本質について

ユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス/User Experience: UX)という言葉が広く聞かれるようになってきた。半ばバズワードのように、特にウェブデザインやマーケティングの記事などの中では、この言葉を見ない日はない。しかしながら、多くの場合、UXという言葉の真意や可能性を取り違えてしまっている。本稿では、いくつかの観点からUXの本質を考えてみる。

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41回目の誕生日

いつのまにか本厄の年になっていた。会社を設立した年が29才なのでちょうど12年。なんとなくきりがよい。誕生日の4月12日は、家族みんな風邪っぽいこともあり、あまりアクティブに出回らずおとなしくアナと雪の女王を見に行くことに。

2才と5才の子供がフルに映画館でおとなしくしていられるかを心配しながらの、付き合い気分の鑑賞だったが、結果的に個人的にもものすごくよかった。

子供が日本語もおぼつかない状態なので吹き替え版を見たのだが、まずこの日本語吹き替え版が大当たりだった。この映画ははっきりいってミュージカル映画であって、音楽と歌がすごく重要。その意味で、映画館の大音量で見ることの意義は大きい。そして、この映画はディズニー映画ではあまり見ない二人のヒロインが主人公スタイル(その意味でタイトルの「アナと雪の女王」はアナを推しすぎていてミスリード)。二人のヒロインの吹き替えは神田沙也加と松たか子が担っているのだが、この二人すごい。 誰が声優かまったく知らずに(わからずに)見ていたが、セリフも歌も違和感なく魅了されてしまった。

ミュージカル映画の邦訳時の課題である、和訳歌詞であるが、これも聞いていると違和感がないばかりか、日本語の歌詞としても意表をついてよくできていると思う。「すこ〜しも寒くないわ(The cold never bother me anymore.)」とか、「ありーの、ままーで(Let it go, let it go)」とか、英詞を聞いてからだと違和感を感じるのかもしれないけど、少なくとも日本語版を最初に聞いた時はむしろ感心した。近田春夫さんがどう評するのか、たいへん興味がある。

似たスタイルで、わりと好きな「魔法にかけられて」なんかだと、歌とおどりのシーンが若干わざとらしいのだが、多分そこから学んでいて、この映画では歌シーンはセリフの延長に設定されており、わざとらしさがまったくない。かつ、声優をやっている人がフルで歌を歌っているから、映画としての違和感もまったくない。音楽、効果音とも完璧に馴染んでいて、外国の映画と思えないほど。エンドクレジットでは、英語版(オリジナル版)のキャストだけが収録されていて、日本語版スタッフは最後におまけで出てくるだけだったが(日曜洋画劇場とかで最後に出てくるようなプレーンなテロップ)、ここまで統合されているっていうのは、もはや各国語版スタッフも、スタッフの一員と言えるのではなかろうか。少なくとも、エンドクレジットは各国版でちゃんと声優を取り上げるべきだ。

ちなみに余談であるが、ディズニーの各国語版では、お店の表札とか、英語表記の内容がオリジナルのレイアウトや書体で日本語化されている。これって、制作のどの段階でこの処理を行っているのかたいへん気になる。わりと各国展開を前提に作っていると思えるからだ。音声もしかりで、後からセリフだけ差し替えているとは思えず、明らかにミックスし直している。どうやっているんだろ。

そしてなにより脚本がいい。ダブル主演のストーリーを輻輳的に展開してるから、わかりやすいディズニー映画でありながら、ぱっと見にはわかりにくい展開になっている。なので、大人が見てもありきたりな印象はうけないはず。そして、さらにすごいことに、全体としては分かりやすいと(=スッキリする)いう、かなり練られた展開。姉妹のストーリーというあたりがまた話の深さに寄与している。物語の構造分析が好きな向きにもお勧めである。

家族で映画鑑賞したその日から、主題歌の「Let it go」(の日本語版の松たか子版「ありのままで」)は我が家の定番ソングになってしまった。帰りに食事しながら即iTunesでアルバムは買ったが、どっちかというとYouTubeの一緒に歌おうバージョンの方がよく見ている。そして5才の娘はエルサ(雪の女王)のフリを完コピしながら演じてる。「すこ〜しも寒くないわ(フッ)」という、女王になる瞬間の表情まで完コピしていてなかなかのはまりよう(妹の方は「雪だるまつくろう」が好きみたい)。こりゃはやく音源だけじゃなくて本編の方も配信されないかな。

とまあ、こんな感じで幸せな日常を過ごせることを感謝する誕生日でした。
これからもよろしくお願いします。

architexture創刊

さて、このたび、盟友であるインフォメーションアーキテクトの浅野紀予さん、IA100をいっしょに作った編集者であるBNN新社の村田純一さんととともに、IAについてのメディア「architexture(アーキテクスチャ)」を立ち上げました。

architexture
http://architexture.jp

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UX STRAT 2013

去る9月10日、11日の2日間、米ジョージア州アトランタにおいて、はじめてのUX戦略(ユーザーエクスペリエンス戦略)についてのカンファレンス、UX STRAT 2013が開催された。

このカンファレンスは、LinkedInのUX Strategy & Planingディスカッショングループでの議論が発端となり開催されたもので、同グループの発起人でもある米Retail UXのUXディレクターであるPaul Bryanが主催を務めている。

UX Strategy and Planning | LinkedIn
http://www.linkedin.com/groups/UX-Strategy-Planning-3735935

上記グループにて議論が盛り上がり、これをテーマに企画されたカンファレンがUX STRATとなる。

初回となる今回は、約200人の参加者が集まり、2日間に渡るシングルトラックのセッションと、その前日に午前と午後に分けられたいくつかのワークショップとで会は構成された。

以下、会のトピック的なセッションを紹介しながら、問題意識と今後の展望を述べる。

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これからの場のデザインについての会話

Facebook上で井庭くん(@takashiiba)に問いかけたら、面白い議論ができたのでここに残しておく:

長谷川 敦士たしかこの間 Takashi Ibaくんがつぶやいていた、クックパッドのユーザー参加アーキテクチャのWikipedia型との違いがずっと気になっている。

Takashi Iba どう思う?

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