TC協会シンポジウムにむけて
August 2nd, 2008ウェブサイトなどのデザインにおいて、機能(裏側)とユーザーインターフェイス(触れるところ)のデザインは通常別に職能を持った人が行い、フェーズとしても分かれている。
さて、LinuxにMacOSのような見栄えが必要かと言えば、うーんまあ今ぐらい頑張ってればいんじゃない? と思う。実際に使うのはアプリケーションだったりオンライン上のサービスだったりするわけだから、デスクトップやファイルのアイコンなどは、既存OSのい いとこ取りをして使い勝手が良ければ、それで十分だろう。
それよりも、ちょっと使い勝手を変えたり、ツールを入れたりするときに、やっぱり10年経ってもsudoしてコマンド打ち込んだり、エディタで設定 ファイル開いて書き直すみたいなことになっている。多くの人を取り込もうと思うのならば、この辺をGUIで何とかした方がいい。
OSの動き全体をコーディネートする人がいて、その人のポリシーを実現しようとするような集団が後ろについているような状態、つまり会社内の命令系統のような形でチームが固定化されないと、なかなかすべてをGUIでデザインするのは難しい。
そのあたりが、多くの推進力を有志のプログラマ集団に依存しているGNU/Linuxというものが構造的に抱え続けている問題だと思う。
この融合については、いくつか方法を試したり、検討がなされていたりしている。
昨日、テクニカルコミュニケーター協会(TC協会)シンポジウムでのパネルディスカッションの事前打ち合わせのために、TC協会理事の高橋さん、HCD-Net機構長の黒須さん、ソシオメディアの篠原さん、テクニカルライターの高橋さんなどとミーティングをしてこのテクニカルライティング業界でも同じようなことが起きていることに気づいた。
テクニカルライティングは、通常「マニュアル執筆」という形をとることが多いが、これはわりと後工程として製品私用ができあがってから、その説明書、という形で書かれる、ことが多いようだ。
が、いま情報プロダクトを企画するとき、「どう使えるのか」というメッセージは、説明書で説明するものではなく、機器自体に埋め込まれていなければならない(あるいは箱に書いてある、とかでもいいかもしれないけど)。
この部分にテクニカルライティングの専門家が関与していない、できていない、というのは大変もったいない。
「テクニカルライティングの専門家」がどこからどこまでの領域の技能を指すのかは定義が難しいような気がするが、そこが明らかになれば、サービスや製品の企画・設計の段階にもっと関与できるようになると思う(というか、参加していただきたいです)。
若干はしょり気味で書いたのでわかりにくいですが、今後深掘りする必要があるテーマに思う。
My Bloody Valentine in Fuji Rock Festival
July 26th, 2008iPhone2.0(初代iPhoneの2.0化)
July 23rd, 2008しばらく古いバージョンで使っていた初代iPhoneも無事2.0にバージョンアップして、日本語入力およびAppStoreを使えるようになった。
以下手順メモ
- PwnageTool 2.0を用意
- iPhoneをつないで立ち上げるとファームウェアおよびいくつかのbasefile?をダウンロードするように言われるのでそれらを用意
- PwnageToolを起動するとパッチを当てたファームウェアが作られる
- iPhone本体の電源長押しでTurn Offダイアログを出して、電源オフ
- iPhone本体を電源+ホーム10秒押し→ホーム長押しでリセット
- 失敗したら3あたりにもどる
- うまくいったらiTunesでリストアせよ、と言われるので、3で作ったファームウェアでリストア
という手順で、無事初代iPhoneも2.0となり、日本語入力も可能となりました。もちろんAppStoreも。
当初、7の「3で作ったファイルでのリストア」がわからずとまどいました。
ただし、当然ながら3Gネットワークには接続できないので、Wifi環境以外ではネット接続はできません。
頼みの綱のN95/X02NKによるWalkingHotSpotは、なぜかAdHoc接続でN95側から端末として認識されないためうまく使えていません。ここが研究課題。
フジロック初参加(予定)
July 22nd, 2008というわけで、野外フェスは92年か93年頃のレディングフェス以来なのですが、マイブラ祭りということでフジロックに行くことにしました(まだ予定です)。
25日(金)は午後まで打ち合わせなので、それが終わったら駆けつける予定(20時頃には到着できる予定)。
で、翌日は午前大学で講義、午後イチで着付けして夕方友人の結婚式というスケジュールなので、マイブラ終わったら速攻で帰宅します。
ラウンドハウスで買ったマイブラTシャツ着て行きます。マイブラ参戦される方、合流しましょう。
Creation (2008-06-09)
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Moleskine is now made in China
July 16th, 2008Moleskines
Originally uploaded by ahaseg
Vol. 21がおわり、新しいノートをおろしたら、帯にMade in Chinaと書いてあった。
もともとイタリアのノートなので、目にとまったわけだが確認してみると、前のものまでは、Made in Italyと書いてあった。
戸塚さん
July 11th, 2008僕が大学院でスーパーカミオカンデに参加していた際に、おせわになった戸塚洋二先生が死去された。
ニュートリノ観測実験の功績で小柴さんがノーベル賞を受賞されたが、戸塚さんはその後を引き継いで、実際にニュートリノ質量の存在を導き出すような観測プロジェクトを実現させた。
もちろん、成果自体は世界中から集まった数百人のプロジェクトメンバーみなの功績ですが、このプロジェクトを指揮された戸塚さんの功績はあまりにも大きい。
まさに、ノーベル賞受賞候補であっただけに残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
旬の鯵
July 7th, 2008鯵のたたき
Originally uploaded by ahaseg
うらのくん夫妻(?)が遊びに来るというので買い出しへ。
近くのスーパーにて、ものすごく立派な鯵が売られていたのでたたき用に三枚におろしてもらって、二尾購入。
鯵はおいしくてまいっちゃうから鯵と呼ばれているだけあり(Wikipediaより)、この時期たたきにすると、そりゃあうまいですよ。結局うらのくんたちはお茶だけになったので、うちの二人で薬味を入れて、たたきにして炊きたてご飯にかけていただきました(おかずはキュウリの回鍋肉ときのこ味噌汁としらたきの煮物)。
テレビで、これにだし汁をかけていただく食べ方が紹介されていたんだけど、できあがったたたきを食べてみて、このままでもおいしすぎるので、そのままいただきました。
いろいろレシピを見たら、卵黄を落としてもうまいそうだ。
そういや、鯵の南蛮漬けもうまいな。
新潮文庫の100冊 2008年度版
June 30th, 2008Symbian vs. Andoroid (and iPhone)
June 26th, 2008NokiaはSymbian OSのSymbian Limitedを買収すると発表した。
これに伴い、AT&T、LG、Motorola、NTTドコモ、Samsung、Sony Ericsson、STMicroelectronics、Texs Instruments、VodafoneとNPO Symbian Foundationを設立することを発表した。
Nokia to acquire Symbian Limited to enable evolution of the leading open mobile platform
http://www.nokia.com/A4136001?newsid=1230415
これに対して、The Wall Street JournalはGoogleのAndroidの携帯電話への搭載の遅れを記事にしている。
Google’s Mobile-Hnadset Plans Are Slowed
http://online.wsj.com/article/SB121418837707895947.html
記事によると、今年後半に発売予定だったAndroid搭載携帯電話は第四四半期まで発売されないとのこと。
Googleと30社のパートナーによるアナウンス、という書き方をしているが、T-MobileなどのAndoroid搭載機を発売予定だったキャリアとメーカーはリリーススケジュールの調整に苦労している、とのこと。
ドコモはOSにAndoroidを採用するんじゃなかったっけ?
NTTドコモ、携帯OS簡素化発表
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20080428nt0b.htm
(もっと長い記事があったのだが、削除されている)
アメリカではいろいろな端末が入り乱れているが、イギリスでは街を歩いているとみなNokiaだった。
4年くらいSymbian S60端末を使ってきているがSymbian携帯の最大の使い勝手(この場合、長期使い勝手:Long Term Usability)上の課題は、アプリケーションのマルチタスク切り替えではないかと思う。
S60では、「アプリケーション立ち上げ」の概念が重要で、一度立ち上げたアプリケーションは「切り替え」で移動、さっきまでの動作を引き継ぐことができるが、これを覚えていないとうまく使いこなせない。
また、各アプリケーションの中の振る舞いはアプリケーション依存なので、たとえばブラウザはタブのように複数ウインドウを立ち上げられるが、メールは「書きかけ」バッファは一つで、複数書きかけられない(「Draft」フォルダに入れればできるけど)。
もちろん、こんな面倒なことを考えずとも使うことはできるが、たとえばメールからURLをクリックしたとき、ブラウザのメールアドレスをクリックしたとき、Google Searchアプリの検索結果への遷移等、アプリ連携があるときの振る舞いは挙動不審なことが多い。
また、致命的なのは、ボタン操作で、上記の「アプリ切り替え」は「メニューボタン長押し」なので、これは使いこなせている人、アプリケーション概念を理解している人にしかうまく使えないだろう。
iPhoneではこの問題を「操作ボタンは一つ」という方法で解決している。
ユーザーは別アプリに移る際は常に「HOME」ボタンを押すしかなく、このとき立ち上がり済みかどうかはまったく意識する必要もなく、むしろ通常は意識できない。
操作上もすでに立ち上がっているアプリでは直前までの振る舞いが継承されるが、特に立ち上がり時間等で意識することはまずなく、自然で違和感がない。
iPhone 3Gによる黒船襲来に対して、日本では「デザイン優先携帯」としての扱いを行っているように見えるが、さすがにこういった「UIの基本文法」に関してのクオリティはAppleの企業資産として生かされている。
これは、開発プロセス、評価手法、設計のツール、関与するスタッフの種類、どの段階でだれが口を出せるかという文化、どの程度リサーチやプロトタイピングに時間を費やしそれらを前提にするか、ユーザーテストの実施とタイミングといった要素の有機的な組み合わせ方の、勘所や雰囲気といったもので作られるものだ。
Appleの内部事情はよく知らないが、たとえばどの程度の開発チームでどの程度のタスクを実施することが最適か、という経験則もここには含まれる。
経験された方はわかると思うが、モデル作りや、コアなコンセプト作りにおいては、あまり体制が大きいとなかなかプロジェクトが進まない。この場合はリサーチやプロトタイピングに最低限のスタッフと、意志決定に必要なキーパーソンのみの関与、がベストな体制となる。
このApple社のアドバンテージはとても重要であり、今後はPC関係だけでなく、情報プロダクトのデザイン一般において意味をなしてくるだろう。




