
プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ
「よいもの」を作りたいとみんな思っている。
それはそうで、でなければこういう仕事にはついていないわけだが、しかしながら、「どうやってよいものを作るのか」は意外と知られていない。
特に、複雑だったり、長期に使ってもらうようなものの場合、ユーザー観察、モデル化などの部分はやるのとやらないのとで、クオリティに大きな差が出る。
Jump Associatesのプロセスにならうとすれば、左側の部分。

The Jump Explore Process
上記の本は、トピックを自分のなかでつなぐ必要はあるが、そういった意味でどういった素材を使えばいいか、を提供してくれる貴重な書籍。
問題解決としてのデザインプロセスは、「デザインの思考過程」が僕の中ではヒットだった。
デザインの思考過程 (SDライブラリー)
デザインするときのメンタルもでるに興味のある人にはこちらもおすすめ。
Atsushi book
先日安藤博士と山崎さん@アドビとの議論にもあったように、インタラクションデザインエンジニアリングの教育プログラムというものがどこでどのように行われているのか把握できておらず、調べねばと思っていた矢先に、@enjojiくんがよさげな本を買ってきてくれた。

Designing for the Digital Age: How to Create Human–Centered Products and Services
ざざっとみたところ、リサーチ、モデリングからスケッチやストーリーボードによってコンセプトを固めていく手法などまでがまとめられている。単なる概念の部分だけでなく、具体的なGUI仕様の設計に落とし込む流れが表現されており、教科書として良さそうな印象を受ける。
Atsushi book IxD, UX, 教科書

マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless (P‐Vine Books)
「通常、レコードを作るときは、中音域を抑え、高音域と低音域とを上げることで、よりスウィートな響きにしようとする。さらにステレオ・セパレーションやリヴァーブ、アンビエンスなどを駆使して、よりハイファイなサウンドに仕立てあげる。そうやってビッグな、空間的広がりのあるサウンドを求めることが多い。でも、ぼくが録音したものは、ほとんどモノラルだった。『スーン』はモノラルだし、『トゥ・ヒア・ノウズ・ホエン』もモノラル。ステレオ・セパレーションのかけらもない。(略)」
「ぼくにとって重要だったのは、ギターをサウンドの中央で爆発させること。あとは、コーラスとかのモジュレーション・エフェクトを避けること。つまり、コーラス、フランジャー、フェイザーといったエフェクター類の使用や、機械的なサウンド・モジュレーションは徹底的に廃した。(略)」
Atsushi book mybloodyvalentine, shoegazer
昨年のIAサミットで予告されていたものの、いつのまにか出ていた情報アーキテクチャ関係の(一応)バイブル通称シロクマ本の第三版。

Information Architecture for the World Wide Web, Peter Morville, Louis Rosenfeld
年末に買ったもののまだ読んでいませんが、タグとかファインダビリティとか扱っている、と表紙に書かれています。
必要とあらば読書会でもやりましょうか?>IAs
Atsushi IA, book
柴田元幸氏の翻訳教室を読む。
学生の翻訳をみなで磨いていくというワークショップの実録。翻訳という世界は絶対的体系や真理があるわけではなくて、原文という素材に忠実でいながらあくまで翻訳者の感性がためされるという複雑な技なわけだが(まあ、通訳とかもそうだね。なので「清水俊二」の翻訳じゃないと、ということになる)、こういった分野では理論体系を学ぶと言うよりはこうやって過程を追うと言うことが学習として一番適しているような気がする。
ということが実に腑に落ちるような、それでいて、翻訳の勉強にもなる良書。情報アーキテクチャとか編集者もこういうタイプの学習書がいいと思う。

“翻訳教室” (柴田 元幸)
Atsushi book
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