CSCW17参加

2/26-3/1でポートランドで開催されたCSCWというカンファレンスに参加してきた。Facobookへの投稿やら書き残したメモ:

3月1日 16:37 on Facebook

強行軍で参加しているCSCW (ACM Conference on Computer-Supported Cooperative Work and Social Computing)、全三日の日程のうち二日が終了。ACMのカンファレンスなので全体的にサイエンス文脈なのだが、コンピューターが関わらないことはあまりない世の中であるので、扱われているトピックスはかなり広範囲。社会的なトピックも多いが、テクニカルなところでもAIと合議に対してフェアネスをどう感じるかの比較とか、ソーシャルメディアから特定のトピックスの議論の方向性を読み取る研究とかいろいろ目から鱗のモデルが登場している。あとは、これボレーション成果の質とフィジカルな要素(表情とか)の相関研究とか。実用的なところではクラウドソーシングのクオリティのモデル化とか、炎上の消し方の方法論とかもあるけど、まあ、それはそれで。発表もさることながら、質疑を聞いていると全体的な議論の前提となる共有事項が垣間見れるので、これは参加の大きなメリット。二日目はレセプションがあったがこれがすごい。ポートランド美術館(Portland Art Museum)を貸し切ってて、バンケット+美術館見放題、ツアーもついてる。めっちゃ豪勢だし、美術館鑑賞しながらデザインの議論をするってのもなかなかよいものでした。さらに、料理も地元のレストランからのケータリングで、デザートにはSalt & Strawのアイスクリーム!レセプションのスポンサーはFacebook、さすが。スポンサーでいえば、CSCWのスポンサーはFacebook、MS、IBM、Googleなどなどが名を連ねているが、日本企業はなし。上記企業は共同研究でけっこう発表もあった。さすがにやはりAIやソーシャルシステムを扱う企業はここに集まるのか。発表でいえば、さすがACMというべきか、発表のクオリティはかなり高い。参加人数は600人超とのこと。今回の参加の目的の1つにUGCを発展させるデザインモデル探索があるので、明日の最終日はWikipedia系のセッションを集中的に聞くつもりでおります。最近デザインとAI、システム論的なデザインのあたりを探っているが、そういう意味ではCSCWは収穫が多かった(明日もあるけど)。これまで考えていたモデルもだいぶ深められた。せっかくポートランドに来ているのに街を堪能できていないのは惜しいが、また来たい街ですね(まだ一日あるけど)。ちなみに、地元のビール(主にIPAを攻めてますが)とサイダー(シードル)は楽しんでおります。(写真はレセプションの美術館とバンドの演奏)

3月2日 8:29 on Facebook

CSCW17にて、シェアリングエコノミーにおける利用者のテクノロジー許容度モデル(Technology Acceptance Model: TAM)というものが提唱されていて、いろいろ参考になる。UGCやCo-Creationにおいてもまずは参加者のメンタルモデルの構築が必要であろう。

3月2日 10:58 on Facebook

AMC CSCW2017が終了。オープニング基調講演はMSリサーチのLili Cheng氏によるAIによるBot時代のインサイト、クロージング基調講演はPhD ComicsのJorge Cham氏による科学者の抱えている社会とのギャップについて。参加者が抱えている未来の課題と現実の課題との両方を押さえたいいプログラム。参加してみて全体的な研究クオリティの高さに改めて驚かされた。SNSやUGC、CtoC、コラボレーションツールなどの身近な世界のモデル化が着実に進んでいる。思ったより信頼や満足度といったファクターの占める割合は大きいこともよい学びであった。加えて社会的なイシューにこういったコンピュータサイエンスをしっかりからめて議論する研究チームが多いことには驚ろかされた。思ったよりアカデミズムと社会とはつながって進んでいる。うむ、いいタイミングに参加できた。来年は2018秋にNYCでの開催とのこと。発表はハードル高そうだなあ、、、

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