IA Instituteから始まった、UX Book Clubの東京セッション。その第2弾のDesigning for the Digital Ageの初回を本日行いました。
浅野さん、ビービットの前田さん、深沢さん、IMJの南園さん、コンセントの西井、長谷川、の合計6人。
今回は、午後2時から6時までみっちり4時間ほぼ休みなくかけて、序章:Getting Started、第一部:Research、第二部:Modelingと、書籍の前半部分を分担して報告しながら議論。
UX Book Clubは、「UXに関する本を読むポータル」として、言ってみれば単に(オンライン上の)場所を提供しているだけなのだが、こういった場所があることで、きっかけが生まれたり、次の読書会のネタができたりするので、意義は大きい。
下記サイトには、スケジュールもあがっているが、当日のレジュメ(というか各自のまとめ)もアップされているので、書籍に興味をもった人は参照してください(参考になるかどうかわかりませんが)。
UX Book Club Tokyo | Designing for the Digital Age
http://uxbookclub.org/doku.php?id=designing_for_the_digital_age
読書会では、実際のユーザーリサーチ、ユーザーモデリング(ペルソナ構築)などのプロジェクトの内容と比較しながら、プロセスの手続きの内容を議論でき、たいへん有意義な時間となった。
面白かったのは、僕が担当したModelingのところで、用いているCodingという分析手法は、Barney GlaserのGrounded Theoryをベースにしていた、というところ。なるほど、そこがつながっていたか。
あと、もう一点、プロジェクトの中で、ユーザー分析をしたりするような人は、インタラクションデザイナ(IxD)として位置づけられていた。具体的には、インタラクションデザイナをジェネレーター(創作担当)とシンセサイザー(理論担当)とに分けて、IxDGとIxDSと呼称していた。一般にIxDSがIAとかぶりがちになる。
いよいよ次回からは、ストーリーボードやプロトタイピングを用いたインタラクションデザイン構築のフェーズに入る。
楽しみ楽しみ。
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去る5/30に開催された、松岡正剛氏による、連塾 JAPAN DEEP 3に参加。

RSWが生みの親である西のTEDと、RSWを日本に紹介した人でもある松岡正剛氏の東の連塾をまとめて受けると、情報量もさることながら好対照ぶりに思うことも多い1週間だった。
ちなみにそれといっしょに、高松で講演したり、札幌でイベントを主催したり、進行中のプロジェクトしたりもあったから、わりと体もしんどい。
さて、今回の連塾だが、松岡さんが萩尾望都氏、松本健一氏、横尾忠則氏がそれぞれ2時間づつの対談をする、という、考えただけで濃いイベントだが、実際内容はかなり濃かった。
それぞれ立ち位置も違う人との対談なので、もう会話の位相が全然ちがっていて、聞いているこちらの頭のモードも90度づつ切り替えながら聞く感じだったので、むしろあんまり頭が馴化されなく、疲れた感じはなかった(少なくともその場では)。
萩尾望都氏、横尾氏の話は、それぞれの作品の裏側と遍歴、おもいのたけを存分に楽しめた。ここまで語らせてしまう松岡さんはやはりすごい、と思わせる。
で、ただ、個人的に頭を揺さぶられたのは松本健一氏との対談。
正直氏の著作は読んだことはなくて、著作の評論とかを読んで(若干偏った)印象を持っていたのだが、すべて払拭され、今年一番の開眼させられたイベントとなった。
話は、松本氏のライフワークとも言える(?)、北一輝研究を題材にしながら、開国から明治〜大正〜昭和の天皇制に対しての当時の人々のピュアな感覚と、「天皇現人神」というシステム(機関)とを導入するに至った思惑とを解体する議論となった。
と書くと、単純化しすぎだが、この話こそまさに、これだけの時間をかけてストーリーを共有しないと得られない理解、と言えるものだった。
おそらくこの回の連塾も書籍化されると思うので、ぜひ読んでもらいたい。
この対談から得た教訓は、知識人に対しての右翼とか左翼とかの安易なレッテルは、その人に対してのこちらがわの思考放棄なのだな、という自戒の念。
と、それはさておき、TEDにしても連塾にしても、個人的にはせっかくこの時代に生きているのに、なんでみんな興味を持たないのかが不思議。
Atsushi concept 松岡正剛, 編集工学研究所, 連塾
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