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機会損失的側面の計量方法

ユーザーインターフェイス、情報アーキテクチャ設計において、ここのところ機会損失の影響について考えさせられることが続いている。

一般に、ユーザーインターフェイスは必要な要件を積んでいっただけでは、いっぱいいっぱいになってしまい、飛行機の操縦席のようになってしまう。
最近では飛行機の操縦席も統合化されているようだが、とはいえ、エキスパートにはやはり物理的に計器が並んでいる方が「使いやすい」ことが多い。
しかしながら、初めて使う人、長期間にわたって使っているがコミットが低い人、などには、そういったいっぱいいっぱいインターフェイスは、どれからつかってよいかわからない、なにがなにかわからない、といった結果となってしまう。

ちなみにこれを最近「インターフェイスの共倒れ問題」と呼んでいる。

この問題自体はかれこれもう20年くらい語られてきていると思うが、じゃあ、どこまで単純化すればいいの、というポイント、(できるだけ)客観的なこの部分を評価するための指標、といったものをまだ見つけられていない。

おそらく安藤昌也氏の提唱した「長期的ユーザビリティ」の観点、インターフェイスの最低限の教示要件の観点、安全性能の観点(緊急停止とか、ミュートはダイレクトにやる必要がある、とか)、などの要件が足しあわされるのだと思うが、どうもそれだと通り一遍でつまらない。

最近のHCI関係ではそういったあたりも研究されていたりするのかな?
どういった分野を参照すればよいか、ご存じの方いたら教えてください。

DESIGN IT! Forum 2008

もう1週間たつが、去る8月22日、ソシオメディアとDESIGN IT!, LLC主催のDESIGN IT! Forum 2008に参加した。

今回のテーマは「インタラクションデザインの現在と未来」。

2日にわたる日程のうち、2日目の全体を総括するパネルディスカッションにパネラーとして参加させていただいた。

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TC協会シンポジウムにむけて

ウェブサイトなどのデザインにおいて、機能(裏側)とユーザーインターフェイス(触れるところ)のデザインは通常別に職能を持った人が行い、フェーズとしても分かれている。

Linuxに必要なのは見た目か – コデラノブログ3

さて、LinuxにMacOSのような見栄えが必要かと言えば、うーんまあ今ぐらい頑張ってればいんじゃない? と思う。実際に使うのはアプリケーションだったりオンライン上のサービスだったりするわけだから、デスクトップやファイルのアイコンなどは、既存OSのい いとこ取りをして使い勝手が良ければ、それで十分だろう。

それよりも、ちょっと使い勝手を変えたり、ツールを入れたりするときに、やっぱり10年経ってもsudoしてコマンド打ち込んだり、エディタで設定 ファイル開いて書き直すみたいなことになっている。多くの人を取り込もうと思うのならば、この辺をGUIで何とかした方がいい。

OSの動き全体をコーディネートする人がいて、その人のポリシーを実現しようとするような集団が後ろについているような状態、つまり会社内の命令系統のような形でチームが固定化されないと、なかなかすべてをGUIでデザインするのは難しい。

そのあたりが、多くの推進力を有志のプログラマ集団に依存しているGNU/Linuxというものが構造的に抱え続けている問題だと思う。

この融合については、いくつか方法を試したり、検討がなされていたりしている。

昨日、テクニカルコミュニケーター協会(TC協会)シンポジウムでのパネルディスカッションの事前打ち合わせのために、TC協会理事の高橋さん、HCD-Net機構長の黒須さん、ソシオメディアの篠原さん、テクニカルライターの高橋さんなどとミーティングをしてこのテクニカルライティング業界でも同じようなことが起きていることに気づいた。

テクニカルライティングは、通常「マニュアル執筆」という形をとることが多いが、これはわりと後工程として製品私用ができあがってから、その説明書、という形で書かれる、ことが多いようだ。

が、いま情報プロダクトを企画するとき、「どう使えるのか」というメッセージは、説明書で説明するものではなく、機器自体に埋め込まれていなければならない(あるいは箱に書いてある、とかでもいいかもしれないけど)。

この部分にテクニカルライティングの専門家が関与していない、できていない、というのは大変もったいない。

「テクニカルライティングの専門家」がどこからどこまでの領域の技能を指すのかは定義が難しいような気がするが、そこが明らかになれば、サービスや製品の企画・設計の段階にもっと関与できるようになると思う(というか、参加していただきたいです)。

若干はしょり気味で書いたのでわかりにくいですが、今後深掘りする必要があるテーマに思う。

IA day

去る6/13は一日IAイベントな日でした(もちろん通常業務もありますが)。

まず、午後イチで、アックゼロヨンシンポジウムにて情報アーキテクチャとは、という概論についてのセミナー。

アックゼロヨン・シンポジウム Vol. 1
サイト構造と情報設計 – インフォメーションアーキテクトの仕事

ここでの論旨は、1)情報アーキテクチャは職種ではなく職能としてとらえ、プロジェクトに関わる人みなが意識していくもの、2)IA技術自体は変わっていくが、基本的には利用者に対しての思いやりと、といった内容。

ウェブエコシステムにおけるIAや、設計の進め方におけるユーザー分析やユーザー経験フロー定義のあたりにも触れました。聞かれた方いらっしゃったら、ぜひ感想を伺いたいです。

その後、会社に戻り、通常業務をこなしつつ、夜にはIAAJワークショップとして、IA Summit 08報告会とIA Cocktail Partyを開催しました。

IA Summit 08 Redux in Tokyo Repor

IA Cocktail Party Tokyo Vol. 0

毎年実施しているこの報告会ですが、今年は報告者が3名だったこともあり、幅のある会になったと思います。

興味ある方は上記リンクから詳細をご覧ください(写真アリ)。

asahi.comリニューアル

またいつのまにかリニューアルしてました(asahi.com)。

が、なんかぴと来ない。

asahi.com renewal

ここで感じる違和感はおそらく以下のポイントに集約されると思われます。

  1. ヘッドライン(見出し)が目立たない(「PRエリア」みたい)。
  2. グローバルナビ真下の日付(6月11日ってやつ)とその下の色紙?みたいなものとがそのエリアでセンタリングされてしまっているため、ヘッドラインのコラムとの連続性が感じられず、独立コラムのようになってしまっている。
  3. 上記1.、2.のエリアは横に連なっていてもいいのであるが、そうは見えない。

天下のアサヒコムの、しかもトップページなんだから、もうちょっと威厳というかブランドをきちんと考えても罰はあたらないと思うんだけどねえ。あ、朝日新聞自体は好きにはなれないんだけどさ。

IA会議@渋谷

lunch at rest
Originally uploaded by ahaseg.

渋谷にてさとさん、坂本くんとIAIの日本での動きかたや今後の活動などについて談義。

ひさびさに渋谷restにてお昼を食べたが、
量もいっぱいで、お肉もやわらかくてお得だった。

ランチタイム終了の2時半まで企業でのインフォメーションアーキテクトの位置づけから、活動のありかたやらを相談した。

いまいち集まる面子がいっしょになりがちな日本のインフォメーションアーキテクチャ業界界隈ではあるが、せっかく海外にも引けをとらないノウハウや成果もあることだし、それらを有効活用できるような枠組みをスタートさせる予定です。