061103: 香港滞在2日目

香港について一日目。今回は無目的かつうまいものでも食えれば、的なお気軽モードなので、早速朝食にうまいものを探しに出かける。ホテルから数ブロック離れたNathan St.東、Jordan Rd.北あたりの裏道に入る(廟街夜市:Temple St. Night Marketが開かれるあたり)。粥か麺と思っていたとところで麺屋に遭遇。そこで蛋の字をたよりにえいと注文してみたら、スパム+目玉焼き麺だった。。。うう、上から2段目にあったのでもうちょっとふつうのものかと思っていたけど。。。味はそうぞう通りスパム味。まあ、よくいえばスパムの油分がだしになっている。スパム自体はきらいじゃないので、まずはぜんぶ食す。食後にスープに机にあったXO醤を入れてみたら味がまとまった気がする。

腹ごなしに歩くと、裏通りで朝市が開かれていた。怒鳴り声とともにほうぼうで肉切り包丁で肉をさばき、1メートル以上もある名も知れぬ魚が解体されていく。見たこともない、あるいは見覚えはあるが知っている大きさとは違う野菜たちがどんどん買われていく。この活気が観光客も訪れる日本でいえば銀座通りのほんの数百メートル裏でくりひろげられている。まったく声がでかくないと生きていけない街だ。

香港朝市(Flickr) >>

歩いて南下して九龍公園へ。その後九龍城砦跡地のエリアへ(正確には九龍公園が跡地なわけだが)。このあたりの歴史的背景をまったく知らずに来ているのが後に、「転がる香港に苔は生えない」でいろいろと学ぶ。このときは、その雑然感に活気を感じるにとどまる。たとえて言うと歌舞伎町。

ここでうまれて初めてマッサージをいろいろとやってもらう。結論からいうとあまりマッサージは必要ない体かもしれない。今度は鍼とかお灸とかやってみたい(純粋に興味から)。

続いてせっかく香港に来たのだからと尖沙咀へ飲茶だろうとガイド片手に店に入るもランチタイムを過ぎていてNG、Star Houseにある別の店を紹介してもらう。で、Jade Restaurantというところに入り点心いろいろいただく。お茶(何も言わなかったのでジャスミン茶が出てきた)をがぶがぶ飲みながら比較的安い点心を食べるのは昼食としてはバランスもとれていていい風習だな。そのまま隣接するショッピングモールに行き、相方の衣類等を購入。

食後に上環へ移動、古物商街を散策しようとするもわりと閉店気味。が、街は九龍ほど殺伐としていなくかつ中環ほど近代化していなく、バランスがとれている感じ。渋谷でなくて新宿副都心でなくて、恵比寿、という感じかなあ。そのまま中環へ移動して観光客モード全開でPeak Tram(山頂鉄道)に乗り、The Peak(太平山頂)へ。Peak Tramはヒモで引かれて上るケーブルカーなのだが、ありえないくらい急な勾配を上る(いま調べたら最大27度)。山頂は思ったほど混んでおらず驚いたことに一大ショッピングモールが広がっている。そしてみんなそこで食事買い物にいそしんでいる。夜景は密集した街を高所から見下ろす場所の利でほんときれいでした。人工物みたい。

関係ないが「人がいっぱいいること」はずっと「混んでいる」と書くものだと思っていたが、「込んでいる」 でもよいらしい。「込んでいる」は間違いだと思っていた。

山から下りて尖沙咀へ戻り、ホテル近くの上海料理レストランへ。ちょうど上海蟹の時期なので、上海蟹を蒸していただく。料理は他に小エビを蒸したもの、野菜の塩炒め(なんの野菜か失念)、野菜そば。小エビ蒸し(塩味)が飽きないおいしさだった。もちろん上海蟹はおいしさが凝縮されていてふつうにたべる蟹とは比べられないおいしさ。干し梅を浸した紹興酒が進む進む。

歩いてホテルに戻ってすぐに就寝。

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