ホテル到着と時間差の混乱

空港からタクシーで20分くらいでホテルに到着。「オンラインチェックイン」というのがあるのでつい試してみる。予約で使ったカードをスライドさせると部屋の選択と値段の確認画面がでて問題なければカードキーとレシートが排出されるしくみだ。

飛行機のイージーチェックインとか最近の映画館なんかと同じしくみなわけだが、ホテルでもそうなんだーと感心するも、これだとフロントの人と会わずにチェックインすることになるので、ホテル的にどうなんだろう。ポーターとか(頼まないけど)使うタイプの人はどうすんだろ。そういう人はそもそもこういったサービスを使わないのか。そのわりには部屋にはセキュリティボックスはなく(フロントに問い合わせて聞いた)、フロントに預けるのだという。セルフとそうでないところが妙にアンバランスだな。

部屋には有線LANがありつなぐと課金画面が現れる。ここは受け入れるしかないのでおとなしくカード番号を入力。持参したAirMac Expressのセッティングを試みるも、PowerBookからAirMac Expressをうまく認識できず、面倒なのであとまわしにする。いくつか無線LANも見えるがみなアクセスできず。まあそんなものか。
で、メールチェックやら空港で撮影した写真をPowerBookに転送やらにとりかかるが、ここでいつもの時差問題が発生。

MacOS Xでは、マシンの時間を設定する際に「時間帯エリア」というのを設定するのだが、これを変えるといろいろとややこしくなる。具体的には、日本とバンクーバーは−17時間の時差があり、ほぼ日本で家を出た時間くらいに時計が戻ることになる。この結果、

Mail.app:内部的にはGMTで時間を管理しているので時系列的には問題なし。受信タイプスタンプ表示がマシンの内蔵時間になるので日本からのメールがいつ出されたものかがわかりにくい。

iPhoto:iPhotoというよりデジカメが1系統しか時間情報を持っていないので時間を現地時間に合わせると、それ以降の写真が時間が戻ったものとして扱われる。その結果、出発前の写真とバンクーバー空港の写真とが交互に現れるというシュールな状況に。

iCal:これが一番重要かつ致命的なのだが、MacOS Xの主要スケジューラであるiCalは複数時間帯のスケジュール管理ができない。なので、飛行機の移動時や、戻ってからのスケジュール調整、連絡をとらなければならない時間調整なんかがしにくく、いちいち「えーと17時間戻すと・・・」とやらなければならない。そんなにいつもいつも使うものではないのかもしれないが、二つの時間帯を両方表示してスケジュールを入力できたりするモードがあればすごく便利だと思うんだけど。

blog(WordPress):これを書いていて気づいたのだがいま使っているWordPressというblogエンジンでは時間帯管理機能がない。なので、

  1. あきらめてJSTでいく
  2. ちょっと時間が戻るが現地時間で

の二者択一となる。

とまあ、シンプルだが根の深い問題だ。

バンクーバーは東京に比べるとちょっと涼しげだが、まだ体に飛行機のにおいが染みついていてよくわからん。ちょっくら一泳ぎして目を覚ましてきます。

13:54PM追記:無事AirMac Express接続完了。
3/25追記:携帯(NOKIA6680)は複数都市の時計を管理できていた。でもって、「この都市を選択」と選ぶとそこを主都市として使える。こいつが一番よくできてる。

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