買い物メモとショッピングの科学

書店、レコード屋というのは店に入った瞬間何を買おうとしていたか完全に忘れてしまう。ここまでしっかりと忘れられるのはむしろ禅の境地に近い感覚を覚える。

他にもスーパーや身の回りのものなども、買い物に行くたびに「買い物メモ」がないとなにを買ったらよいか忘れてしまう、と思っていたが、最近のマーケティング科学によると買い物メモがあるほうが多く買ってしまうらしい。


えええ?と思ったが、これは、買い物メモがあると、そのメモに書いてあるものは必ず買って、それプラスその場で見つけたものも買う、ということらしい。

まあでもそれってあたりまえの話じゃん?という気がしないでもないが、それは個人のトータルの購入金額の話であって、「買う必要がある」もしくは「買いたい意志がある」ものを買うのと、その場で見つけたものを買うのとではちょっとばっかり意味が違うであろう。

お店でのブラウジングという行為には「探す」行為と「出会う」行為とが混ざっている、ということのメモ。

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